アントニオ猪木さんがお亡くなりになられました。
難病である全身性アミロイドーシスに罹り、闘病生活を送っていたことは知って
いましたが、24時間テレビで久しぶりのその姿を見て、あまりにも痩せ細った
その姿に、衝撃を受けました。
アントニオ猪木さんと言えば、私にとってはヒーローです。
もう、小学生時代から夢中になってプロレスを見ていました。
プロレスごっこは、子供の頃の定番の遊びでした。
いろんな技、覚えましたよ。
卍固め、ここぞという時に延髄切り。そして、忘れもしないアリキックですね。
覚えてますか。モハメッドアリとアントニオ猪木さんの異種格闘技は、世紀の一大イベントでしたね。
当時はもう、心を踊らせて、今でもその興奮は忘れられません。
私にとっては、アントニオ猪木さんは不滅のヒーローそのものでした。
いつも笑顔で、どんな時でも「元気ですか!!」
人生において辛い時や悲しい時、困難な時、猪木さんの「元気ですかー!!」という言葉に
どれだけ元気づけられ、励まされたことでしょう。
この間の24時間テレビが、猪木さんとの最後の姿になりましたが、後で聞くと、前日まで出演するかしないか
迷われていたようです。それだけ全身の体の痛みがすごかったようです。
それでもその痛みに耐えて、24時間テレビに出演され、多くの人を勇気づけられる使命を選ばれました。
真の勇者だと思いました。
ご本人にとっても、今の痩せ細ったお姿を見せるのは、辛いことだと思うのですが、やはりご自分の頑張って
いる姿を見せることが一番の人々に元気を与えることだと考えておられたのでしょうね。
この自分を捨てた行為に、胸が熱くなります。
あの世紀の一戦を戦った、偉大なボクサー、モハメッドアリも、同じく難病のパーキンソン病にかかりながらも
オリンピックの聖火台に最後の火を灯すお役を果たしていましたね。とても感動しました。
奇しくも、伝説の選手2人が、難病に罹りながらも、決して挫けることなく、人々のために勇気と希望を与える
使命を果たしてくれました。
病床での最後のインタビューで、力を振り絞って「元気ですか・・・」と、勇気のエールを送ったくださりました。
痛々しかったですが、それを超えて、最期の力を振り絞った魂の叫びでした。
この瞬間、まさに、闘魂伝説アントニオ猪木さんは、私にとっての神様になりました。
私も最後まで、自分に課せられた使命を全うすると、そのエールを受け取らせていただきました。
アントニオ猪木さん、お疲れさまでした。
あなたがその生涯をかけて与えてくださった勇気と闘魂、そして優しい笑顔と「元気ですか!!!!!!!」は、
生涯、私の宝物として、これからの人生に活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
アントニオ猪木さんに、天晴れ!!!!!!!
1、2、3、ダッーーーーーーーーーーーー!!