約1か月半に及んだ五輪、パラリンピックが終わりました。
よくぞ、ここまで成し遂げましたね。
コロナ禍において、世界中からパラアスリートたちが東京に集い、
緊急事態宣言下で原則無観客ながらも、その個性や超人的な能力を
発揮し、多様性を尊重し合う「共生社会」の意義と調和を目指す和の
心を、競技を通して見せていただきました。
そして、努力は決っして裏切らないとを示していただきました。
また、障害に応じ、工夫しながら挑む姿、多様性を認め合う姿に
心を揺り動かされ、涙がとまりませんでした。
コロナでは、人々が集うことを許されず、社会自体を分断していきました。
「コロナ禍という特殊な条件下でいろんな人に支えられて最高のパホーマンスを発揮できた」
と、コロナを言い訳に使うことなく、前を向いて語ってくれたアスリートの方の言葉は、
コロナに苦しんでいる人々に、力を与えてくれました。
五輪、パラリンピックを通じて、たくさんの感謝という言葉を聞きました。
開催してくれたことへの感謝。
大会を影で支えてくれたボランティアの方たちに対する感謝。
応援してくれた人々への感謝。
心から支えてくれた家族への感謝。
そして、参加してくれたアスリートの方1人ひとりに、素晴らしいドラマがあることを。
コロナはまだ、人類の前に立ちはだかる壁ですが、その壁は乗り越えなければならない壁でもあります。
しかし、決して乗り越えられない壁ではありません。
東京において開催できたことは、それだけでも大いに自信となりました。
また、日本の素晴らしさを世界に発信できたと思います。
そこから、人類は多くを学び、未来に繋ぐ多様性の調和というものを、しっかり胸に刻んだのでは
ないでしょうか。
本当に素晴らしかったです。
ありがとう、東京オリンピック、パラリンピック、
そして、参加してくれた世界中のアスリートの方たち。
最高の時間をコロナ禍の中で、共に共有できた世界中のみなさん、
ありがとう、ありがとう、ありがとう!!