人と話をする時、つい何気なく使ってしまう言葉。
えーと、あのー・・・。気がつくと、実によく使っているのがわかります。
言葉と言葉を繋ぐ時に考えながら、次に出てくる言葉を探す時間かせぎの
ために使う時、つい出てくるのがえーと、あのー・・・。
しかし、この何気なく使っている言葉には、ふかーい意味があるのがわかりました。
それは、話の主導権を奪われないために、このえーと、あのーを使っているということ。
確かに、このえーと、あのーが、言葉が出てこない時に使わないと、相手に話をされてしまい
話の主導権を奪われてしまいますね。
それからもう一つ、このえーと、あのーに込められたふかーい意味が、実に面白いです。
えーとという言葉の裏には、次に出てくる言葉を真面目に検索しているということ。
ですから、好きな人に食事を誘った時に、相手が「えーと」という言葉が出てきたら、相手は真剣に
誘われた日のスケジュールを考えて答えようとしているということ。
逆に「あのー」という言葉が返ってきたら、そのお誘いを断るために、いろいろ断る言葉を探す
ために「あのー」が使われるということ。つまり、「あのー」と言われたら、全く脈が無いということ。
人間心理の深い洞察ですね。
若い頃、このことを知っていたら、無駄な時間を使うこともなく、異性にアプローチできたのにと
ふとニヤリとしてしまいました。
これからも、このえーと、あのーを駆使しながら、コミュニケーション能力を磨いていきたいなと
思いました。
ところで、訪問看護ステーションのあは、儲かってますかと聞かれたらどう答えようか・・・・?
「あのー・・・、ボチボチでんな」。