暖かい日に誘われて、事務所の近くの公園で、スタッフのみなさんと今年初めてのお花見をしました。
今年は寒さのせいか、いつもより桜の開花が遅く30日が開花宣言でしたが、4日になって、かなり
咲いてきました。また今年も、桜の季節がやってきましたね。
桜の花見は、幸を与える「サの神」を迎える儀式です。
山から下りてきた「サの神」は、まず桜の木に宿り、そして食事に入ります。
花見での食事は、実は私たちが食べるものではなく、「サの神」への供え物です。
「サの神」はその食事に入り、そして食べる私たちの中へ入っていきます。
「サの神」が入った私たちは、サの神の手足となり人々に幸を与えていくのです。
桜の花びらは、まさに私たちに幸を降らしてくれます。
ひらひらと散る桜の花びら一枚一枚が、一人ひとりに幸を与えてくれているのですね。
だから、散る桜が美しいのでしょう。
桜は、人々に神様の心を教えてくれるそんな存在のような気がします。
さあ、花見で幸をいっぱいいただき、そのいただいた幸をみなさんにお分しましょう。