韓流ドラマで大ヒットしたドラマ「ごめん、愛してる」の日本版が、最終回を迎え、
主人公の律役の長瀬君が、死ぬ間際、最後に恋人に電話で伝えた最後の言葉が、「ごめん、愛してる」でした。
思い出したのは、20年近くご主人の人工透析で介護していた奥さんが、最後の時にご主人にいわれたのが、
「愛している」という言葉でした。なかなか感動的なお話でしたが、その奥さん、「愛している」といわれて、
照れくさくなり、「何をいっているの」と言ってしまったそうです。
それが、最後のご主人の言葉になってしまったそうですが、まさかそんなに早く逝ってしまうと思わず、とても
後悔していますという話でした。あの時、黙って抱きしめてあげればよかったと。とてもわかるような気がします。
自分自身に置き換えてみても、最後に「愛している」なんて、とても恥ずかしくて言えない自分がありますが、
せめて、「今までありがとう」という感謝の言葉ぐらいなら言えそうかなあと思ったりもします。
このドラマ、「ごめん、愛してる」も、主人公がなかなか頑固で、融通が利かないものだから、愛してるなんて
とても、言えなかったんでしょうが、最後の最後に、「(今まで素直にいえなくて)ごめん、(君のことを心から)愛している」
という深い意味が込められていたんだなあと、この間のドラマを見終わって、ふとそう思いました。
自分の気持ちを普段からいつも、素直に表現することは、とても大切ですね。
私の最後の言葉は、「ありがとう、ごめん、愛している」に決めました。
そして、この言葉を素直に言えるように、これからの人生をしっかり歩んでいきたいですね。