エリザベス女王が崩御されました。96歳でした。
70年という長きに渡って、イギリスの顏としてイギリス国民に慕われ、また、日本との皇室との関係も深く、第二次世界大戦では敵対国になりましたが、戦後日本の皇室にも手を差し伸べてくださり、和解の道筋をたててくださりました。
2011年の東日本大震災の際には、日本に向けて、お見舞いのメッセージを送ってくださり、日本人の一人として、とても勇気づけられました。
新型コロナウイスルの感染が拡大し、社会に不安が広がったさいには、テレビ演説などで国民に寄り添っておられました。まさに、「イギリスの母」のような存在であったと思います。
最近では、最愛のフィリップ殿下を亡くされ、体調を崩されてあまり公務にお出になられなかったようで、健康を気遣う声があったようです。
9月6日には、新しい保守党の党首に就任したトラス氏をパルモラル城に迎え、首相に任命され、その元気な姿を見たばかりでした。
とても寂しい気持ちになりました。イギリスの象徴というよりも、世界の象徴のようなご存在でしたね。ロイヤル犬コーギーを4匹飼っている姿は、同じコーギーを飼っている一人として、とても親しみを覚えました。
エリザベス女王が亡くなった時に、二重の虹がロンドンにかかったそうです。
まさに天の徴ですね。2という数字は、2022年という年を表しているのかもしれません。
そして、終わりは始まりでもあります。新しい時代がこれから始まる、その架け橋となって天国に旅立たれのだと思いました。
令和の時代が始まった時も、虹がかかりましたね。
これから地の時代から風の時代が始まります。
人類は今、コロナ、戦争、環境問題など、様々な試練が降りかかってきていますが、その一つ一つをのりこえて、確かな希望の風を吹かせていきたいと思いました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。