わが訪問看護ステーションのあに、猫のちゃおちゃんが来ました。
一人暮らしの利用者さんの飼い猫で、ずっと病気の利用者さんに寄り添って
仲良く暮らしていた、いわば利用者さんの唯一無二の親友でした。
その利用者さんが動けなくなり、エサもあげることができなくなってしまって
可哀想になって、うちのスタッフの方が訪問した時、猫のお世話もするようになりました。
利用者さん、ちゃおちゃんのこと、、自分がいなくなったらどうしようとずっと
自分のことより心配されていたんですね。
大丈夫ですよ、心配しなくて。
我々がちゃんとちゃおちゃんのこと、ちゃんと最後まで面倒みますから。
利用者さん、安心されたのか、容態が急に悪化し、病院に緊急搬送され、二度と
自宅に帰ることはありませんでした。
残されたちゃおちゃん。
それから3日間、水も飲まず、エサも食べませんでした。
利用者さんの最期を、感じたのでしょうね。
大丈夫だろうかと、心配しましたが、ようやく少しずつエサも食べ、水も飲む
ようになりました。
良かった(^O^)/
ただ、まだ人が怖いのか、人がいる時はお風呂の中にあるハウスから出てきません。
唯一、心を許しているのが、管理者であるなおみさんで、触らせてくれたり、
彼女にだけは甘えてくるようです。
私が触ろうとすると、シャアー!!されます。アカンわ。
ちゃおちゃん、利用者さんを最後まで面倒を看て、癒してくれてありがとうね。
これからは、わが訪問看護ステーションの看板猫として、ゆっくりと余生を過ごしてくださいね(^_-)-☆