昭和の雰囲気が残るレトロな長屋が事務所の、訪問看護ステーションのあ。
とてもほっとできるスペースの事務所なのですが、1つだけ難点がありまして、
ねずみさんがどうもいるようなんですね。
人がいない時、天井裏をゴソゴソを走る音が時々聞こえたりするのですが、
まあ、古い民家ですし、私の子供の頃は、ねずみさんとは一緒にいるのが当たり前という
環境だったので、特に気にもせず、放置していました。
ただ、利用者さんから預かった猫ちゃんを、事務所で看取り猫として飼っている時は、さすがに
ねずみさんもどこかに行ってしまったようなのですが、猫ちゃんももう15歳ということで、
もう高齢なので、お役御免ということで、我が家で今は預かり、事務所には猫がいなくなった
状態になりました。
すると、最近、またねずみさんが戻ってきたのかゴソゴソと音が時々聞こえるようになりました。
猫ちゃんの力は凄いと改めて思いました。本当にいなくなりましたから。
でも、そうは言っておれない事件が起きました。
何と、医療品を保管している押入れの中からチューチュー泣き声が聞こえてきたんですね。
ギャーっと、大騒ぎになりました。それはそうですよね、ミッキーマウスじゃあないのだから。
コロナ禍の中で、ただでさえ緊張を強いられる環境の中で、スタッフさんが頑張って身体を張って
仕事をしています。本当に頭が下がります。
ですから、せめて事務所に帰ってきた時ぐらいは、安心してほっとできる空間を提供しなければ
いけないのに、ねずみさんがいては、二重にストレスが溜まり、これでは意味がありませんよね。
ということで、区役所とかねずみ駆除業者さんに相談して、この際、一挙にねずみさんを退治することにしました。
それでいろいろ見てもらった結果、やはり昔の長屋ということで、床下には、ねずみさんが出入りできる
穴がたくさんありました。ここをなんとかしないと、いくらねずみさんを駆除してもまた、入ってきます
から、昔のCMにもありましたが、元から絶たなきゃダメということです。
問題は、長屋ですので、三軒が床下と天井で繋がっているので、いくら自分のところをふさいでも、三軒とも
繋がっているので、意味がないということです。
そこで、ねずみさん退治をするために、両隣のお隣さんと話し合い、床下の通路をふさいで、ねずみさんが出入り
できないようにする工事をすることになりました。その工事の日の朝に、ねずみさんの嫌がるハーブをたいて追い出し、
その後、床下の穴をふさぐ工事をしました。
その工事が昨日行われ、見事、長屋の床下に、ねずみよけの網がはられました。
今回のねずみさん退治に賛同し、一致協力してご協力いただいた、長屋に住むお隣さんに感謝です。
本当にありがとうございました。
これでスタッフさんたちも安心して、コロナ禍の中、利用者さんにサイコーの訪問看護医療を、お届けできますよ。
チューチュー大作戦、大成功!!