今年もハロウィンの季節がやってきました。
もともとは、古代ケルト人のお祭りで、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な
意味合いのある行事だったようですが、現代では子供たちがお化けに仮装して、近くの
家々を訪れて、お菓子などをもらったりする子供の行事になったようです。
我が故郷の北海道でも、お盆の季節に「ローソクもらい」という行事がありまして、
子供たちが浴衣を着て夜中に提灯を持ち、家々を回って、「ローソクちょうだい、くれないと
いたずらするよ」と、半ば脅しともとれるような言い回しで、お菓子をもらう行事がありま
したが、これなんか、今、考えてみると、ハロウィンと似ているなあ、とつくづく思いました
ね。
その時の言い回しは今でも覚えてますが、こういうセリフでした。「ローソクだせ、だせよ♪
出さぬとかっちゃくぞ、おまけに突っつくぞ♪」。このかっちゃくというのは、北海道の方言
でひっかくということ。突っつくというのは、どつくぞ!ということですかね。酷い言葉です
が、まあ、子供ですから、可愛いもんですよ。
結構、お菓子をいっぱいもらえたんで、お盆の日の楽しい行事でした。
このように、世界中、宗教や文化は違えど、似たような風習があるものですね。
そのハロウィンも、今や日本では、すっかり大人の仮装大会の文化として定着して、世界中の
コスプレイヤーが東京の渋谷に集結しているようです。何でも取り入れて、自分たちの文化に
してしまう日本人ならではのものですね。
さすがに、のあのスタッフでは、誰も仮装する人はいませんでしたが、我がのあの看板犬、
のあくんに、代表して仮装してもらうことになりました。
のあくんには、ぜひ、本来の目的である悪霊払いをしてもらって、福を呼び込んでいただけ
ると期待しております。
ご褒美に、お菓子ではなく、大好物のお芋さんをいっぱいあげました、ワン!