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2018年09月19日

人生を生ききった樹木希林さん、安らかに

数々の映画やテレビで活躍された樹木希林さんが、ガンでお亡くなりになりました。

75歳でした。「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」は、私のまさに青春のど真ん中のドラマ。

大好きでした。

 

末期がんであることを公表しながら、淡々と女優を最後まで演じきった樹木希林さんは、

最後までユーモ忘れず、死を感じながら決して悲壮な思いにとらわれることなく、人生を最後まで

楽しみ、生ききりました。

 

彼女の言葉の中で特に印象に残ったのは、彼女の死生観そのものでした。

 

「生きることは良いこと。そして、死ぬことも悪いことではなく良いこと。生きることと死ぬことは

別なものではなく、同じもの。」

 

また、こうも言っていました。「年をとれば必ず、癌とか脳卒中で死ねるんだからね、無理して

死なないでいいの。自殺するよりは、もうちょっと待って世の中を見てほしい。

必要のない人なんていないんだから。必ず必要とされるものに出会うから。そこまでずーっと

いてよ、ふらふらと。」

 

人生にふと迷った時、何かになれなくても生きる意味があるというメッセージを大事にしたい

と思いました。

 

お疲れさまでした。樹木希林さん、「ジュリイーーーーーーーー」