今年のクリスマスは、コロナ渦ということで、クリスマスケーキの売れ行きも
例年と比べて大変多いということです。
必然的にどうしてもステイホームでのクリスマスということになるので、
静かに家庭でクリスマスをお祝いすることになるのでしょうね。
のあのスタッフのご家庭でも、子供さんたちの微笑ましい動画が送られてきて、とても心が和みます。
今年は、サンタさんを迎えるに当たって、念入りに寝る前に手を消毒しましたという写真は、
「なるほど、さすが、医療従事者のお子さんだわ」と思わず感心し、手を叩いてしまいました。
子供たちが大人になってから、今年のクリスマスがとてもいい思い出として語られるといいなあと思いました。
本場の聖地ベツレヘムのキリスト生誕の聖誕教会では、例年では世界中から巡礼の人々が何十万人と押し寄せる
のですが、今年はコロナの影響で、3月ぐらいからずっと全く人々が訪れない閑散とした状態のようです。
映像を見ても、街の中を誰も歩いている様子がありません。ゴーストタウンのような感じです。
私も３度ほど訪れたことがあるので、その時の人のごったがえした雑踏がない今の状態は、信じられない光景
です。
この地でキリストの聖地として教会ができてから、このような状態になるのは、おそらく初めてだと思われます。
クリスマスでのミサは、限られた人だけで行い、そのミサのテレビ放映はなしときき、２０００年前当時の静かですが
厳かなキリスト誕生の瞬間が再び訪れて、かえってイエスさまが身近に感じられる今回のクリスマスミサになったの
ではないかと想像されます。
困難な時こそ、信仰の力が希望をもたらす、そんな思いがよぎりました。
今年のこのクリスマスという聖なる日は、コロナ収束にむけて希望の灯を心に灯す日。
世界中の人々と共に、静かに分かち合いたいと思います。