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2018年08月08日

冤罪、爪剥ぎ看護師事件を見て

アンビリーバブルで、実際にあった冤罪事件、爪剥ぎ看護師事件を見て、涙がとまりませんでした。
当たり前のフットケアーが、虐待として告発され、こんな冤罪事件が2007年にあったなんて、知りませんでした。
10年前といえば、最近じゃあないですか。それなのにフットケアも知らない看護師とか、それを診た医師の無知さに
愕然とし、その後、無罪を勝ち取るために3年半もかかったが、でも決して負けなかった上田看護師に、看護師魂をみました。
それは、患者さんのために全身全霊をかけるということです。
そして、上田看護師を事実も調べずに、極悪非道な看護師として断罪するマスコミ、また、誘導尋問で罪をむりやりでっちあげよう
とする警察。そして、責任のがれの判決を下した一審の判事。こうやって、冤罪が創り上げられていく過程がとて
も怖いと思いました。
心が折れそうになった上田看護師を立ち直らせた弁護士の言葉は、看護師としての使命感を思い起こさせたものでした。
看護師にとって、やはり看護師としての使命感こそ、真に大切なものであることを、改めて実感させられました。
それから、家族や看護師協会の方々の共に看護に携わる人々の応援も支えになりました。
一人でも支えてくれる人がいれば、どんな困難にも立ち向かえることができるのですね。
今回の事件で、使命感の大切さ、勇気の大切さを学ばさせていただきました。
マスコミも、冤罪を作ったのなら、一面トップで謝罪文を載せるべきです。
国民に知らしめるべきです。
冤罪を作って人を貶めながら、後は知らないでは、もう報道はやめたほうがいいです。
報道の自由と、間違った時の責任は、表裏一体。
償わなくてはいけません。
警察も、冤罪を作ったのなら、責任をとって、責任者が辞職するべきだと思います。
それだけの覚悟をもって、取り調べるべきでしょう。
フットケアーの大切さを知らしめ、患者さんとのコミュニケーションの大切さ、マニュアルだけではないその中で学ぶ経験知の重要性、
そして、第二、第三の上田を出さないために看護師魂で戦ってくれた上田看護師に、心からお礼を申し上げたいと思います。