いやあー、快挙です。凄過ぎます。

本庶祐教授が、ノーベル医学・生理学賞を取りました。（とったどー！！）

 

ノーベル賞を取るだけでもすごいのですが、その内容がもっと凄いのです。

 

本庶教授の研究をもとにして作られた免疫薬が、抗がん剤に圧倒的に勝ってしまったのです。

今までのがん治療において、手術、放射線治療、抗がん剤での治療が３つの柱としてあり

４つ目の免疫療法というのは、何か胡散臭い扱いで、治療法としては本当に小さいものでした。

 

それが本庶教授が発見した免疫療法が、今までの治療法を覆し、自己治癒能力を高める免疫療法

こそが一番の大きな柱になるということを証明してしまったのです。（凄い！！）

 

私も整体療術を行っていまして、患者さんの自己治癒能力を高め、その手助けする施術を行っていますが、

薬や手術によって治療することこそ、本来の医学であるという考え方を、まさにコペルニクス的発想によって

免疫力を高め、自己治癒能力を高めて自分で病気を治していくということこそが、実は医学の王道であるとい

うことを証明してくれました。

 

だからこそ、画期的であり、これからの医学そのものを変えていくパワーをもっているのです。

 

自然と共生し、生きと生けるものを敬う日本の心をもった日本人だからこそ、生み出せた発想のような

気がします。人間のもつ本来の免疫力の力を、そのまま最大限に生かすことで、病気を治癒させていく。

自然を征服するという西洋的発想ではなく、自然と共にいき、活用していくという東洋的な思考。

癌と戦うのではなく、癌と共生し、活かしていくという道。自然そのままの免疫の力が、癌を克服するための

道として、新たに導かれました。

 

ノーベル賞で得た賞金や特許料はすべて、母校の京都大学に寄付し、後輩たちの研究に使ってもらいたい

意向だそうです。

 

決して自分のものにぜず、そのすべてを人類全体の奉仕に貢献するという姿は、まさに、日本の美しき心そのものであり、

日本人の誇りです。自分が同じ日本人であることをうれしく思います。

 

訪問看護ステーションのあも、高い理想を掲げて、少しでも人類に奉仕するべく、まず身近なところから始めていきたいと思います。

 

本庶祐教授、ありがとうございました。