3月と言えば、仰げば、尊し・・・♪(ちょっと昭和ですね)
卒業式のシーズンがやってきましたね。
のあの事務所の近くでも、卒業式を終えて帰ってきたであろう、羽織を着た着物姿の
女子学生の方を見かけます。とても微笑ましく思います。
今日も見かけたのですが、その方は、羽織だけでなく、もう一つのコロナになってからお馴染み必携のアイテム、マスクを
つけておられました。「ああ、まだつけているんだ」
卒業式ではマスクを着ける、着けないは、学校に任されているみたいで、宝塚の卒業式では確か、マスクを着けていない卒業式を
やっているのを、私はテレビでみました。
やっとマスクなしで卒業式ができるのだと、その時は感動しました。
でも、おそらく大半の学校は、まだマスクで卒業式を行なっているのではないでしょうか。
考えて見ると、中学とか高校は、3学年ですので、コロナで緊急事態宣言が出され、それからずっと今年の3月13日までマスクは
どこでも必ず着けていなければならなかったはずです。
そすると、2020年に入学された学生さんは、入学してからずっと3年間、マスクを着けたまま学生生活を送っていたわけですよね。
お互い、マスクを着けていない素顔を知らないまま、3年間、学生生活を送っていたと思うと、何かとても不思議な感じがします。
マスク姿の顔しか知らない。もし、卒業式でマスクをとるとなると、初めて、お互いの素の顔とのご対面となるわけで、「えーっ、」とお互いなるわけ
ですね。
テレビで見ていると、もうマスク姿の自分に慣れてしまって、マスクを取ることが恥ずかしい、という気持ちになっているそうです。
ですから、マスクは顔パンツと呼ばれているそうです。とると恥ずかしい・・・・。
「仲間の期待を裏切る?のも恥ずかしいから、卒業式にもマスクを着けていきます」と、答えていた女子学生の方もいました。
これって、笑うに笑えない、ある意味、コロナが生んだ後遺症とも言えるのではないでしょうかね。
3年間、マスク姿で不自由な学生生活を送ったみなさん、本当によくガンバリました。
もう、いいんですよ。顔パンツ、はずしてください。そして、解放されて、思いっきり、今までの不自由な学生生活の3年間を倍返しで、
これから取り戻して楽しんでくださいね。
私ですか、私は、医療従事者ですので、もうちょっと顔パンツを楽しみたいと思います。