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2018年07月20日

土用の丑の日に

毎日、毎日暑いですね。

スタッフのみなさんも、汗だくになりながら、体感温度40度以上の中を
バイクで今日も訪問に行っております。本当に御苦労さまです。

そんなわけで、今日は土用の丑の日ということもあり、お昼は皆でウナギのお弁当を
いただきました。

そもそも、ウナギを食べる習慣が一般に広まったのは、1700年代の後半、江戸時代だったらしいです。
それまで、夏に売り上げるが落ちると鰻屋さんから相談を受けた蘭学者の平が源内が、店先に

「本日、土用の丑の日。土用の丑の日うなぎの日。食すれば、夏負けすることなし。」と看板を建てたら大繁盛し
たことで、それから他の鰻屋さんも真似するようになり、それから夏はうなぎということになったようです。

もともと、夏に売れなかったウナギが、日本で初めてのコピーライターで、売れるようになったなんて、面白い
ですね。

実際、ウナギには、ビタミンAやビタミンS群など、疲労回復や食食増進に効果的な成分が多く含まれています
ので、夏バテ防止にはぴったりということでしょう。さすが、蘭学者の平賀源内さん、まんざら嘘のコピーでは
無かったということですな。

北海道にいた頃は、ウナギを土用の丑の日に食べるという習慣が無くて、こちらにきてから習慣化するように
なりました。確かに、大阪の暑い夏にウナギは合うし、美味しかったですね。北海道はまだまだ涼しいですからね。

近年、ウナギがとれなくなって、ウナギ屋さんも大変なようです。そのうち、ウナギも食べられなくなるかも
しれません。奈良時代から始まったウナギの食文化。日本の伝統的な食文化として何とか続けて欲しいものです。

スタッフのみなさんも、今日のウナギ弁当、大満足のようでした。
ウナギのおかげさまで、今年の猛暑を何とか乗り切っていきたいものです。

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