今日は、とても悲しくてせつない、感動的なお話を紹介したいと思います。
現在17才の梨奈さんには、毎年、誕生日にはお誕生日のカードが届きます。8才の時はデズニーカードでした。
15才のカードにはハートがちりばめられていました。
成長に合わせて、漢字増え、文章も長くなっていました。涙なのか、文字がにじんだ「手が震えてみにくいけど、ごめんね」の言葉もありました。
実は、梨奈さんは幼い頃、母順子さんを失い、ファミリーチームという「家庭養護」で暮らしています。
母順子さんは、亡くなる直前に病を押して筆をとり、弁護士に梨奈さんへの誕生日カードをたくしていました。
初めてカードが届いた6才の誕生日はびっくりしたとのこと。それから12年。誕生日には、お母さんからのバースデーカードが梨奈さんに毎年届きます。
辛い時も悩んだ時も支えになったのは、このカードの言葉だそうです。
誕生日カードは残すところあと、3通。梨奈さんは現在、同じ環境の子供を支えたいと、児童福祉を目指しています。
まさに天国からの誕生日カードというお話でした。
お母さんの順子さんは、天国から、誕生日の時には地上に降りてきて、梨奈さんの成長を喜んでいる姿が目に浮かびます。
頑張れ、梨奈さん!!
お母さんからいっぱい愛をいただいて、今度は子供たちに、愛を注いであげてくださいね。