安倍元首相が銃弾にて暗殺されるというショッキングな出来事が起きてから6日がたちました。
「安倍元首相、撃たれる」の一報に、まさか日本でこんなことが起きるのかとという衝撃と共に
何とか一命をとりとめて欲しいという願いも空しく、安倍さんは、あの世に旅立たれてしまいま
した。
あまりのショックにそれから3日間は、私自身も何も手につかない状態でした。
日本だけでなく、世界もかけがえのない人物を、もっとも必要としている時代に失ってしまったと
痛恨の極みです。
警備の方も、まさか日本で銃による暗殺が起きるとは考えてなかったと思います。
平和ボケしていたと言われても仕方のない、おそまつな警備態勢だと思いました。
安倍さんのお父さんである安倍晋太郎さんも、67歳で、首相目前でお亡くなりになられました。
その弔辞を読んだ安倍さんが、同じ67歳で非業の死を遂げられたのも、不思議な因縁を感じます。
安倍さんの告別式で弔辞を述べられた奥様の昭恵さんが「10歳には10歳の春夏秋冬があり、20歳
には20歳の春夏秋冬、50歳には50歳の春夏秋冬があります。父・晋太郎は総理目前に倒れたが、
67歳の春夏秋冬があったと思う。主人も政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人
なりの春夏秋冬を過ごして、最終冬を迎えた。種をいっぱいまいているので、それが芽吹くことでしょう」
と気丈に挨拶されたと言います。
そして、最後のお別れでは、「いろいろ助けてくれたありがとう」と、お棺の中の安倍さんお顔にいつまでも
頬ずりしていたそうです。
この話を聞いて、私も号泣してしまいました。
本当に素晴らしい夫婦愛だと思いました。
安倍さん、本当にお疲れさまでした。心より哀悼の意を表しますと共に、こころより御礼申し上げます。
「本当に、本当に、ありがとうございました」
どうぞ、安らかにお休みください。