フィギュアスケートの全日本選手権で、羽生選手が、新プログラム
「天と地と」を演じ、5度目の優勝を成し遂げました。
祈る気持ちで、テレビを見ていましたが、もう、完璧でその神がかり的なスケートに
ただただ、魂が震えるような感動を覚えました。
この1年、コロナ禍で暗いニュースが多い中で、久しぶりに心が晴れて、元気を
もらえました。
もともと、私自身、歴史上の武将では、上杉謙信公が一番好きで、もちろん、
子供時代、大河ドラマの「天と地と」を見て、上杉謙信公のファンになり、それ
以来、大好きな人物になりました。
何も知らないで見ていて、いきなり懐かしい「天と地と」の聞き覚えのあるテーマ
曲を聴いた時、なつかしさと共に衝撃でしたね。
うわー、上杉謙信が甦ったと・・・・。
弱肉強食の時代である戦国時代に、己の利益を顧みず、義を重んじ、毘沙門天
を篤く信仰する天才武将上杉謙信公は、私にとってはヒーローでした。
そのヒーローを、現代のヒーローである羽生選手がまさに、このコロナの禍の年に、コロナで
苦しんでいる人々に希望を掲げたいという思いで、演じてくれたという話を聞いて、
二重にうれしい気持ちになりました。
彼自身も、コーチを呼べず、自分一人で孤独な練習を続けていた1年であり、その中でトリプル
アクセルまで飛べなくなるどん底の状態であったそうです。しかし、東日本大震災の時に自分自身が
被災したにも関わらず、、苦しんでいる人々の助けになりたいという思いでフィギュアスケートに打
ち込み、世界の羽生選手となって、その後、二度のオリンピックを制覇しました。
今回も、コロナで苦しんでいる人々を元気付け、希望を掲げたいという思いで、そのどん底から立ち直り
今回の最高傑作と言われている「天と地と」を滑り切りました。世界中がコロナで苦しんでいる中での
羽生選手の今回の演技は、世界をあっと驚かせ、世界中から称賛の声が上がっています。そして、まさにコロナを
ばねに、復活した羽生選手に、日本人として誇りに思うと共に、あっ晴れをあげたいです。
羽生選手、元気と感動、ありがとうございました!!
まだまだ続くこれからの羽生伝説、世界中の人と共に、楽しみにしております。
コロナに負けないよ!!