昨日のワールドカップサッカー、日本対ドイツ。
いやあ、こんなことってあるんですね。
まさか、あのドイツに勝つなんて。
夢ではないだろうか。
「日本がドイツに勝てるわけないわ」と言っていたのは、どこのドイツだ(笑)
すみません。私でした。
ワールドカップサッカーを見続けて、43年。
あの頃は、日本がワールドカップに出ることでさえ夢のまた夢でしたから。
ドイツといったら、もう、雲の上の存在ですよ。
それが・・・、逆転で勝ってしまうのだから。
私だけでなく、世界が驚きましたね。
2022年は、ありえなことばかり起きて、それも暗いニュースばかりで。
でも、このありえない快挙は、暗いニュースを吹き飛ばしてくれました。
日本のサッカーの父として、デッドラマー・クラマーさんという方がいました。
1960年に西ドイツから日本代表のコーチとして招かれた方です。
その教えは、日本サッカーの根底に流れているといわれています。
クラマーさんが、「ドイツにはゲルマン魂がある。日本には大和魂があるときいている。
見せてみなさい。そして、サッカーの上達に近道はない。不断の努力だけである。最後まで
決して諦めてはいけない。それから良い準備がなければ、よい試合ができない」。
昨日の試合では、諦めない心。相手を思いやる心。調和を重んじる心など、昨日の試合は、大和魂がさく裂
しました。
あの世でクラマーさんは、さぞや母国ドイツを破った教え子日本の活躍を喜んでいることでしょう。
また、ドーハに応援に行った日本人のサポーターの方々の応援も凄かったです。
人数は、ドイツのサポーターの人たちよりも少なかったのに、サッカー球場中が日本を応援
しているような錯覚をするぐらい、日本を応援する声がこだましていました。
29年前のドーハの悲劇を味わった森保監督が、今度は自らドーハの奇跡を生み出す。
マイナスをプラスに変えてしまいました。
もう、ドーハの悲劇はありません。ドーハの歓喜が上書きされました。
29年間、その当時の選手たちも、また応援していた日本の人々も、やっとこれで乗り越えることが
できましたね。本当に良かったです。もう、あの負けてうなだれるシーンも流れることはなくなりましたね。
昨日はずっとうれしくて眠れませんでした。
ありがとうございました。元気と勇気、いっぱいもらいました。
ワールドカップは、まだまだこれからです。
ぜひ、念願の16強の壁をぶち破って、ベスト8に行って欲しいです。
応援してまっせ。
がんばれ、ニッポン!!