昨日、大阪に最強の台風21号が襲来し、とても大きな被害をもたらしました。
25年振りの強い台風であると事前に情報を仕入れていたので、前もって「訪問看護ステーションのあ」も
台風シフトを引き、対応してきました。
台風が上陸する前の午前中にすべての訪問看護を終えて、午後からは待機し、まさかの備えを準備していました。
午後1時半ぐらいから暴風雨になり、のあの事務所も、ベランダの屋根が吹き飛んだり、庭にトタンが落ちて来り
被害がありました。この時、最大瞬間風速が47メートルを超えており、実に52年振りの記録だったようです。
利用者さんから、停電して電動ベッドが動かず、助けにきて欲しいという連絡があり、現場に向かいました。
利用者さんの近くの公園の巨木が根こそぎ倒れており、電線が切れていました。台風21号の威力を思い知らされました。
私を含めた3人がレスキュー向かい、電動ベッドの下のボルトを外して、ベッドを倒しました。
停電になると、電動ベッドだけでなく、酸素呼吸器も動かなくなり、そうなると生命危機に関わります。
幸い、酸素呼吸器を使用している利用者さんのところは、停電にならず、事なきを得ましたが、万が一そうなった場合、
即座に救急車の要請と病院へのすみやかな移転が必要です。
常日頃から、停電になった場合の対応が必要であると感じました。
後、エアコンや扇風機も使用できなくなるので、その場合、どうするかの対策も必要であると感じました。
独居で利用されている利用者さん全員に一人ひとり連絡し、大丈夫であるとの確認をしつつ、6時にはスタッフの人たちも
帰宅してもらいました。遠方からの通勤の方は、電車が使えないので、車で送らせてもらいました。
街にでると、台風21号がもたらした被害の状況を目の当たりにして、今回の台風の凄さを改めて思い知らされました。
のあのスタッフの皆さん、ごくろうさまでした。