所長さんのお友達Mさんが勤める訪問看護ステーションがほど近くにあり、
Mさんと職場の同僚の方とお食事に行ってきました
Mさんの同僚は男性の看護師さんでした
男性の看護師さん、最近は働く姿を見かける機会が増えてきました
女性の社会進出、ならぬ、男性の女性大多数だった看護師の世界への進出は
とても大切で大きな支えとなるのでしょうね
ワイワイと大いに喋って笑って飲んで食べて、楽しい時間はあっという間でした
先日ハッとすることがありました
情けない恥ずかしい限りの初歩的な失敗談です
今までヘルパーさん以外の介入のない利用者さん
血糖測定、足浴や内服チェックなど・・・
訪問看護が入ってからいろいろと介入してきました
しかし・・・口腔保清を全くしていない・・・
肺炎の既往もあり、口腔ケアを行っていくことにしました
ご高齢で、今まで習慣になかった血糖測定も頑張っておられる奥様。
「奥様は何もしなくても大丈夫ですよ。
奥さんの負担はないように私がしますからね」と言って行った口腔ケア。
ケアマネさんにケア量も多く時間調整(ごく最近の介入なので調整中)の連絡し、
確認してもらったところ、時間を増やすのはNG
そして「そっとしておいて」と電話までかかってきたそうなのです
利用者さんの奥様は、ケアなど行ったり勧めたりすると
「夫が言っているから」と、どうやら奥様の気持ちを置き換えて拒まれたりするようです
そんなところがあるんだなと、奥様のことを気にかけていたにも関わらず・・・
その時の重心を「ケアをする」ということに置いてしまっていたのですね・・・
在宅に行くと、いろいろと気になるところがたくさん見えてきてしまいます
一気に行うことや、全部を理想的に行っていくことは無理な話です
それはご法度とも言えます
やりながらどこまで介入できるか、どう介入していくのか
すり合わせ、いろいろとやっていく中で調整されていくものです
大切なことは「ペースに合わせること」
それは利用者さんだけに限らない
ということ
それは在宅では当然のことです
“在宅”というか、どこでも誰でも同じことですね
本当に反省です
そして、
実はすごく肩に力が入っている
ことにも気が付きました
深呼吸、落ち着いて
おかげさまでこういうことに気が付かさせていただけたこと
ありがたいことでした
失敗を糧に、成長していけるよう・・・頑張ります
ホソカワ