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2023年03月20日

確かなもの

お料理上手で作ることも食べることも大好きな利用者さま

あれが美味しいよ!これが美味しいよ!

〇〇を作るときはこうすると美味しくなるの!こうするのかコツなのよ!

と色々と教えてくださいます

今はご自身ではできず、ヘルパーさんが料理を作っています🍳
ヘルパーさんともお料理のお話しで盛り上がるそうです

ある日の訪問時にお話ししていると、
「この間ね、◯◯ちゃんが(ヘルパーさん)が、△△さん(利用者さんの名前)のレシピは△△さんがいなくなっても私の中ではなくならないよ、使い続けるからねって!言うのよ!嬉しいこといってくれちゃってさ~!」と

ふたりでお話ししながらちょっぴりしっぽり

「こんな(人生の)終りの時になって、皆さんに出会えて、こんなに良くしてもらえて

小判がざくざくと沸いてくるような気持ち。ありがとうございます」

利用者様が感じられたのと同じく、
そのお心と言葉が私たちの心にじわ~っと染みこんで、暖かくなって大きく膨らみます

 

生きている足跡は、形や体という実態がなくなってしまっても

心の交流のなかで確実に生き続ける、確かなものだなぁと感じています