最近、物事を判断するに当たって、この人、覚悟が足らないなあと思うことがあります。
どんなに能力があっても、最後の段階で問われるのは、やはり覚悟なんだなあとつくづく思います。
知り合いの方で、新しく訪問看護ステーションをたちあげようといろいろ準備してきて、わたしどもにも
いろいろと尋ねてこられたので、こちらも協力できることは何でもしてあげようと、応援していたのですが、
残念ながら、結局、人が一人去り、二人去り、思うように集まらず、断念されてしまいました。
周りの人は、いろいろと失敗する原因をあげて、断念させようとするし、「頑張ってね、応援するわ」という
人は、あまりいないように思います。結局、最後に決めるのは、本人がどれだけ覚悟をもっているかにつきる
と思いましたね。
政治においても、今、安倍さんはいろいろと言われていますが、一度政治的に死んだ彼が、再び首相に返り咲いたのは、
それこそ死んでもいいから、自分の理想とする政治を行いたいという思いがあったように思います。覚悟が感じられ
ました。批判する人たちは、安倍さん以上の、この日本をよりよくしたいという思いと覚悟がある政治家を見たことが
ありません。私としても、野党の方々にも頑張ってもらいたいのですが、やはり覚悟がない。
人はやはり、その人の本気の覚悟を見ているような気がします。
看取りにおいても、家族の人たちの覚悟がやはり必要だと思います。
その覚悟があってこそ、私たち訪問看護の役割も最大限に生かすことができるのだと。
市川海老蔵さんの小林麻央さんを支え、介護するという覚悟は、すごみがありました。
小林麻央さんもりっぱでしたが、それを支えた海老蔵さんは、もっと素晴らしかったです。
改めて、覚悟の大切さを思い知らされた気がします。
人を見極める上で、その人の覚悟がいかほどかを知るのは、とても大切だと思います。
そして、日々、自分の覚悟、仕事に対する情熱、誠実さ、謙虚さ、反省していかなければいけないと思いました。
もうすぐ、解散総選挙が始まります。ぜひ、覚悟を持った政治家を選んでいきたいと思います。