女優の島田陽子さんが、大腸ガンのため、先月の25日にお亡くなりになられました。
驚きと悲しみ、そして残念な気持ちでいっぱいです。
私の故郷の北海道旭川市の作家、三浦綾子さん原作の「続・氷点」のヒロインを演じ、一躍国民の人気者になりました。
学生の頃、夢中になってみていた「われら青春!」のヒロインの女性教師役は、私の胸をときめかせました。
その後、あの日本映画の名作「砂の器」をはじめ、「犬神家の一族」。そしてなんといっても米ドラマの「将軍」に出演し、
国際女優としての地位を確立しました。
雑誌の企画で、「訪問看護ステーションのあ」にもきていただき、いろいろとお話させていただいたのは、いまでも私の宝物になっています。
あの時は、島田さんのお母さんの介護の話を聞かせていただきました。デビュー作の「続・氷点」からずっとファンでしたと話したら、
「そうなんですか」と目を輝かせて、とても喜んでくださいました。
砂の器での、あの清楚で、どこか寂しげで、そしてあれだけきれいな女優さんは、もう二度と表れないような気がします。
心から島田陽子さんのご冥福をお祈り申し上げます。