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2019年03月11日

震災から8年、娘から母へつながる夢

今日で、東日本大震災から8年目。
私自身、あの時の衝撃が今でも忘れられません。
もう、8年もたったんですね。
今回、ニュースで64歳の女性が看護師の試験に合格したことを報道していました。
実に3回目での合格だったそうです。
その方は、高校生の娘さんを、あの震災で亡くされました。
「看護師になるんだ」と、夢を語っていた娘さん、無残にも震災によって彼女のその夢は絶たれました。
娘さんを亡くされたお母さんは、悲しみの中で、その娘さんの夢をご自分が達成しようと
看護師になることを決意されました。
素晴らしいと思いました。
60歳からの1からの勉強は大変だったと思います。
でも、くじけることなく、亡くされた娘さんとの絆を取り戻すべく、猛勉強されました。
そして、娘さんから受けた看護師になるという夢のバトンを、お母さんはしっかり受け取り、見事、今年
その夢を実現されました。
娘さんの思いが、お母さんにしっかり受け継がれ、これから看護師として、多くの人たちに
その思いを届けていかれるのだと思います。
どうか、娘さんと共に、看護師として、新しい夢を実現していってください。
応援しています。