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2018年01月16日

27歳の女性が亡くなる前に残した手紙

『27歳の女性が亡くなる前に残した、すべての人が読むべき手紙』
「ホーリーから、人生のちょっとしたアドバイス」
26歳という若さで、死と向き合い始めるというのは少し珍しいことかもしれません。
なぜなら、多くの人はこのことに目を背けて生きているからです。
毎日は当たり前のように過ぎていきます。まるでそれがずっと続くかのように。
私もいつかは歳を重ね、シワができ、白髪になることを想像していました。
他の多くの人がそう考えるように、たくさんの子供に囲まれ、愛に溢れた家庭を築くことを
いつも考えていました。
しかし、人生は儚く、貴重で、予想できないものです。毎日を生きることは、与えられた
権利ではなく贈り物なのです。
私は27歳です。
まだこの人生を終わらせたくない。
私は自分の人生を愛していて、とても幸せなのです。でも、もう私にはコントロールすることは
できません。
私はただみんなに、些細で意味のないようなことにあまり心配しないで欲しいのです。
そして、覚えておいて下さい。
最後にはみんな同じ運命が待っているということを。
なので、あなたの時間を価値のある素晴らしいと感じることに使って欲しいのです。
嫌だと思うことはしなくていいのです。
些細なことには寛大でいてください。
もちろんイライラすることはあると思いますが引きずらないで下さい。
そのようなことで、周りの人々の人生に悪い影響を与えないでください。
イライラしてしまう時は外に出て、深呼吸をして、新鮮なオーストラリアの空気を胸いっぱいに吸い込んでください。
そして、空の青さを、木々の緑を見てください。それらはとても美しいものです。
考えてみてください。呼吸ができること、その素晴らしさを。
もしかしたら今日、渋滞につかまったかもしれませんね。あなたの愛おしい赤ちゃんがなきわめくせいで、よく眠れな
かったかもしれません。
美容師があなたの髪を短く切りすぎたかもしれないし、変えたばかりのネイルが欠けていたかもしれません。
自分の容姿が気に入らない人もいるかもしれません。
しかし、それらのことは些細なことです。
あなたが人生の終わりを迎える時、そんなことは考えないと断言できます。
人生全体で見れば、これらのことは本当にどうでもいいことです。
私の身体は日を追うごとに、どんどん痩せ細っていきますが、私の願いは、もう一度だけ家族と誕生日を過ごしたい、
もう一度だけクリスマスを迎えたい、もう一度だけパートナーと過ごしたい、それだけです。
たったもう一度だけでいいから。
仕事がどれだけ大変だったか、エクササイズがどれだけハードだったかなどの不満を訴える人がいますが、まずは身体
が満足に動くことに感謝してください。
たとえ理想の体型でなかったとしても、健康でいられること、身体が昨日すること、それだけで素晴らしいことなのです。
食べ過ぎに注意して、適度に運動をし、新鮮な食事で十分な栄養を与えてください。
そして、お互いを助けましょう。
与えて、与えて、与えるのです。
他者に与えることで得られる幸せは、この上ないものです。私ももっとそれをしたかった。
病気になってから、多くの人が私をサポートしてくれました。とても返しきれるものではありません。
そのことを私は一生忘れないでしょう。
あなたが死ぬときにお金を持っていてもなんの意味もありません。自分の服を買う代わりに、誰かのためにそのお金を使いま
しょう。何より大切な人を食事に連れていったり、贈り物をすることは気持ちの良いことです。
その際に、大切に想っているという気持ちを伝えましょう。
自分のためにお金を使う際は、モノではなく経験に使いましょう。
ビーチに行って足を水につけ、つま先で砂を堀り、顏を海水につけてください。自然を感じてください。
携帯の画面ばかり見るのではなく、ただその瞬間を楽しむようにしてください。
人生とは画面を通して生きることではないし、完璧な写真を撮ることでもありません。
大切な人との血の通う時間を大切にしてください。
早起きして、鳥のさえずりに耳をすまし、朝日の美しい色を眺めるのです。
音楽を聴いてください。音楽はセラピーです。
犬を抱きしめてください。
携帯を置いて、友達と話をしましょう。
旅をしたいならしましょう。
生きるために働いてください。働くために生きてはいけません。
心が幸せに感じることをしてください。
ケーキだって食べていいのです。何の罪悪感もありません。
やりたくないことには、やりたくないと言いましょう。
他の人が考える理想の人生ニプレッシャーを感じなくても大丈夫です。
平凡な人生を望んでも全く構いません。
愛する人に、毎日愛を込めて、愛していると伝えましょう。
そして、覚えていてください。
もし何かが、あなたを不幸にさぜたとしても、あなたにはそれを愛など他のパワーに変える力を持っています。
この地球で後どれくらい生きられるか分からないのだから、そのようなことで時間を無駄にしてはいけません。
多くの人が同じことを言っていますが、これ以上の真実はないと思います。
とにかく、これは一人の若い女性からの人生のアドバイスです。
覚えていれくれても、忘れても、私は構いません。
後、最後に一つだけ、もし可能なら定期的に献血してください。
見過ごされがちだけど、一回の献血で3人の命が救えるのです。
これはすべての人が持つとても医大に力です。
献血のおかげで、私は1年間も長く生きることができました。
大切な人たちと過ごすことができたこの一年間を、私は一生忘れません。
それは、私の人生で最も素晴らしい一年でした。
それではまた会う日まで。
ホーリー                      (フェイスブックにより抜粋)
これから毎晩、寝る前にこのホーリーさんの手紙を読み、ホーリーさんが送りたかった人生を、「のあ」の仲間たちと
共に歩んでいくつもりです。どうか天国で、見守っていてください。