今日は、3月3日のひな祭り。のあのスタッフの方々と共に、お昼をちらし寿司と
お雛のロールケーキを美味しくいただきました。
ひな祭りというのは、女の子の成長を祈るために行われる行事として知られて
いますが、もともとの起源は、中国で行われていたお祓いの風習が日本に伝わり、
季節の変わり目で邪気を祓うために水辺で穢れを祓う禊や、貴族たち紙の人形に災いを
すりつけて川に流して厄をはらっていました。ですから、女の子の行事というわけでは
なく、男女関係なく、厄払いとして行っていたんですね。
それが平安時代に、貴族の女の子の間で「ひな遊び」という紙の人形を使ったままごとが
このお祓いの風習と結びついて、江戸時代になると雛人形はより豪華なものとなり、ひな
まつりとして定着したようです。
普段、何気なく生活溶け込んだ文化や風習の意味を知らずに、我々は生きていますが、
その意味を知ることによって、自分自身のルーツや自分を知る手がかりにもなるのは
面白いですね。
ちなみに、相撲で立ち会いの前に塩を撒きますが、その意味を知っている外国人がいます。
どの外国人だと思いますか。実は、ユダヤの人が、あの塩を撒く意味をよく知っています。
あれは、土俵を塩で清めているのですが、日本人以外で塩を清めで使っているのは、ユダヤ人
だけなのです。ですから、お相撲さんが取り組みの前の塩を撒いているのをみて、「ああ、
土俵を清めているんだなと、すぐわかるそうです。
文化は、国境を超えて、その民族のルーツを知る上でもその手がかりになっていて、興味深いです。
我が訪問看護ステーションのあのスタッフの方々は、イベントが大好きな、面白がりの楽しい人たちの集まりです。いつも笑い声がたえなくて、笑いジワが増えて困ってます。みなさんも、何かの行事の時に、ぜひお立ち寄りくださいませ。