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2016年10月04日

のあの名前の由来

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利用者さんから、「名前が“のあ”と名付けられていたので、のあさんはてっきり、キリスト教と関わりがあるのかと思ってました。

そうしたら、近くの阿倍野王子神社にのあさんの提灯があったので、違うんだなあ」と。

うーーん、違うと言えば違うし、そうだといえば、そうだし、当たらずも遠からずということでしょうかね。

確かにクリスチャンではありませんが、もともと私自身は旭川の出身で、地元の有名な作家、三浦綾子さんの文学に深く影響を受けました。

三浦綾子さんは、「氷点」とか「塩狩峠」、「道ありき」などのベストセラーを出し、また海外に翻訳されたり、テレビとか映画で

もその作品が放映され、世界中の多くの人に愛された作家さんでした。その原点は、キリスト教信仰に根差した文学であり、私も十代の頃、

随分その影響を受けました。映画も「十戒」とか、「ベン・ハー」とか、「キング・オブ・キングス」とか、大好きでしたね。

その後、ホスピスに興味を持ち、カトリックの神父さんとかプロテスタントの牧師さんなどの講座で学びながら、

信仰を学び、マザー・テレサにも深い尊敬の思いを持ちました。インドへ行って、マザーの元でボランティアをしたいと思ったこともあり

ました。その過程で聖書などを読みつつ、キリスト文学を通して、キリスト精神などを学んでいった経緯があります。

「のあ」という名前は、旧約聖書に出てくるあまりにも有名な話の「ノアの箱舟」からやはり、きております。

しかし、「ノア」ではなくなぜ「のあ」なのか。

それは、日本発の「のあの箱舟」として、これから多くの人々お役に立つ訪問看護の海に出航する。それで、「のあ」という名前を付けまし

た。人間だけでなく、動物、植物など、すべての生きとし生けるものを、新しい時代精神のもと、希望に満ちた新天新地へ運んでいく使命を持

った箱舟、それが「のあ」の名前に込められた意味です。

私自身、神社もすごく好きでして、よく行きます。神社も最近、若い女性からパワースポットということで大人気ですよね。

それで確か、神社にも箱舟がありますよね。「えっ?そんな箱舟、聞いたことないよ」。

いえいえ、あります。えべっさんで有名な、それは・・・・宝船ですね。七福神が乗ってますね。

そんな宝船のイメージも、「のあ」の名前には込められています。生活における豊かさの象徴ですね。

これからも「のあ」は、地域を照らす光、箱舟となって、皆さまの健康、生活のための安心、安全に寄与していきたいと思っております。