時間はPM10時46分。ニュースを見ていたら、いきなり場面が変わり、沖縄が画面に映し出され、次の談話が発表されました。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したもよう。建物の中、または地下に避難してください、と。
いやあ、驚きました。
2011年の同時多発テロを思い出しました。
最初は現実とは思えず、何が起きたのと、固まってしまいました。
そして、どのチャンネルを変えても同じ画面が。
これは本当にまずいことになるかもしれないと思い、固唾を呑んでテレビ画面に見入っていました。
でも、逃げてくださいと言っても、沖縄の人はどこに逃げるのかな。
ミサイルが飛んできた、まさかの時の訓練もしていないだろうし、確か、沖縄には、地下鉄も地下街ないはずで、核シェルターなどは、自治体でも用意していないだろう。
そうこう思っているうちに、10分が過ぎました。
確か、北朝鮮からミサイルが発射された場合、日本に到達するまでの時間は10分程度。
もし、何かあれば、何かアクションがあるはずと、固唾をもって見守っていても、場面は
変わらず、同じ答弁をしているだけ、11時30ぐらいに、通常の番組に戻っていきました。
特に何の説明もなく、何事もなかったかのように、番組が放映されていくのを見て、
これは問題だなと思いました。
ただ、Jアラートをテレビで流すだけでは、駄目だと思いますね。
やはり、日頃からミサイルが飛んできた時に逃げれるように、人々が逃げ込む地下シェルターが
必要だし、日頃の訓練も大事。
ただ、地下に逃げてくださいだけでは、何の意味もないし、次の日、スタッフの人でこのJアラートを知っていたのは、8人中、1人だけでした。テレビは見ないですね、みなさん。私の今朝の朝礼で知った人がほとんどでした。
大阪は、ミサイルが飛んでくることは沖縄よりは少ないかもしれないし、それでも対策と訓練は
必要だと思いますね。そして何より、南海トラフです。
この訓練は、来年の9月に行います。
南海トラフは、10年以内にくる確率が、非常に高いと言われています。
Jアラート、鳴らせばいいというものではなく、それに対しての対策、準備が万全か、
日頃からその訓練の内容を把握しておくこと。
パニックにならないように。
備えあれば患いなし。
今回のJアラートでいろんなことに気づかされましたね。
災害に強い「訪問看護ステーションのあ」を、目指します。