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2024年04月15日

NHKスペシャル「16才の命はめぐる」・・・笑顔のバトンリレー

タイトルを見て、私自身が45年間、問い続けてきたテーマ、死を前に人はどう生きるべきなのか、

それも16才の少女が、どう死と向き合って、その孤独と恐怖を耐えていったのか。自分が同じ立場

になったら、このようなことが果たしてできるのだろうか。様々な思いを痛きながら、この「16才の

命はめぐる」を見させていただきました。

一人の16才の少女が、余命宣告をされて白血病で亡くなるまで、「Tik Tok」などの SNSに笑顔の動画

128本をを投稿し続けたこと。その笑顔に、同じ難病で悩んでいる人たちや挫折して生きる気力をな

くしてしまった人たちに、生きる勇気を与えていったこと。その人たちを支え、救っていったこと。

本当に凄いと思いました。。

そして、同じ白血病で苦しんでいた少女に目標を与え、優生さんのやりたかったこと、ヘアメーク

アーティストになる夢を、今度はその少女に受け継がれ、優生さんの命のバトンが引き継がれていっ

たこと。優生さんの笑顔が、世界中にさまざまな奇蹟を巻き起こしていることに、とても感動させら

れました。

優生さんは、4年前に亡くなっていますが、現在もその思いは、優生さんのお父さんに引き継がれ、

今も新しい優生さんの笑顔の動画が流され続けています。その中には、優生さんの笑顔ばかりでなく

苦しんでいる姿、闘病している彼女の姿も、動画としてあげられています。ありのままの優生さんの

姿を、お父さんは、知って欲しいと思っているんでしょうね。

これは、娘さんを亡くされたお父さんへの優生さんからのグリーフケアなんだと思いました。

いい、悪いという、ジャッジをしてはいけないと思います。自分の感情を受け入れ、素直になること

が、一番です。

今、できることに集中し、今を生ききる。これが、今回、私が優生さんから学んだことですね。後、

笑顔ですね。どんなに逆境にあっても、笑顔を忘れず、周りに与え続けること。人々を救う行為が

自分をも結果的には救っていくということ。

今日からは、寝る前に優生さんの笑顔を見て、今日はいろいろなことがあり、感情も揺さぶられまし

たが、寝る前に最後は笑顔で締めていく。それが、今回、優生さんから引き継いだ私のバトンです

ね。

優生さん、ありがとうございます。今も優生さんは生き続け、人々をハッピーにしていますよ。

私も優生さんの笑顔のバトン、しっかり受け取りました。

これからは、利用者さんをはじめ、多くの人々にこの笑顔のバトンを渡していきたいと思います。

 

そして、私があの世に還った時、優生さんに、私も飛び切りの笑顔で、お会いできることを楽しみにしております。

 

笑顔の優生さんに天晴れ!!!!!!!