タイトルを見て、私自身が45年間、問い続けてきたテーマ、死を前に人はどう生きるべきなのか、
それも16才の少女が、どう死と向き合って、その孤独と恐怖を耐えていったのか。自分が同じ立場
になったら、このようなことが果たしてできるのだろうか。様々な思いを痛きながら、この「16才の
命はめぐる」を見させていただきました。
一人の16才の少女が、余命宣告をされて白血病で亡くなるまで、「Tik Tok」などの SNSに笑顔の動画
128本をを投稿し続けたこと。その笑顔に、同じ難病で悩んでいる人たちや挫折して生きる気力をな
くしてしまった人たちに、生きる勇気を与えていったこと。その人たちを支え、救っていったこと。
本当に凄いと思いました。。
そして、同じ白血病で苦しんでいた少女に目標を与え、優生さんのやりたかったこと、ヘアメーク
アーティストになる夢を、今度はその少女に受け継がれ、優生さんの命のバトンが引き継がれていっ
たこと。優生さんの笑顔が、世界中にさまざまな奇蹟を巻き起こしていることに、とても感動させら
れました。
優生さんは、4年前に亡くなっていますが、現在もその思いは、優生さんのお父さんに引き継がれ、
今も新しい優生さんの笑顔の動画が流され続けています。その中には、優生さんの笑顔ばかりでなく
苦しんでいる姿、闘病している彼女の姿も、動画としてあげられています。ありのままの優生さんの
姿を、お父さんは、知って欲しいと思っているんでしょうね。
これは、娘さんを亡くされたお父さんへの優生さんからのグリーフケアなんだと思いました。
いい、悪いという、ジャッジをしてはいけないと思います。自分の感情を受け入れ、素直になること
が、一番です。
今、できることに集中し、今を生ききる。これが、今回、私が優生さんから学んだことですね。後、
笑顔ですね。どんなに逆境にあっても、笑顔を忘れず、周りに与え続けること。人々を救う行為が
自分をも結果的には救っていくということ。
今日からは、寝る前に優生さんの笑顔を見て、今日はいろいろなことがあり、感情も揺さぶられまし
たが、寝る前に最後は笑顔で締めていく。それが、今回、優生さんから引き継いだ私のバトンです
ね。
優生さん、ありがとうございます。今も優生さんは生き続け、人々をハッピーにしていますよ。
私も優生さんの笑顔のバトン、しっかり受け取りました。
これからは、利用者さんをはじめ、多くの人々にこの笑顔のバトンを渡していきたいと思います。
そして、私があの世に還った時、優生さんに、私も飛び切りの笑顔で、お会いできることを楽しみにしております。
笑顔の優生さんに天晴れ!!!!!!!