看取り看護
「幸せな最期を」
お家で看取りたいという方へ
「どこで最期を過ごしたいですか」
「やりたいことはありますか」
「誰に看取られたいですか」
「延命治療を希望されますか」
訪問看護ステーションのあは、その人にとっての最善を最後まで追及します。
そして、その人がよりよく生きるために、これで良かったと納得できる最期を迎えられるよう、お手伝いさせていただきます。また、見送ったご家族がその死に納得し、元気に人生を送れるようにサポートさせていただきます。
幸せな最期を迎えるには、三つの条件があります。
夢があること
人は死んだら終わりと思っていないでしょうか。死は終わりではなく、新しい生命への旅たちです。死の扉の向こうには、新しい次なるステージが待っています。医学博士のキューブラ・ロス教授が死の扉を開けてくださりました。最近では、東京大学医学部教授宇の矢作直樹先生なども、あの世の存在を認めて、「死後の生」があるからこそ、逝く人にも、送る人にもなすべき大事なことがあると述べております。死の恐怖から解放され、新しい夢をもつことが、幸せな最期を迎えるにあたり、とても大切なことだと思います。
支える人がいること
人は誰かに認められたり、愛されたと感じた時、とても幸せを感じるものです。一人でも「愛しているよ」と言ってくれたら、どんなに幸せな旅たちをすることができるでしょうか。私が敬愛するマザー・テレサが行っていたこと。それは、死にゆく人の名前を聴くことと、そして手を握りながら「愛しています」というメッセージを送ることでした。訪問看護ステーションのあは、利用者さんを支え、寄り添い、愛されて旅立てる日本の社会づくりを目指します。
自分で決める自由があること
自分らしい最期とは、利用者さん自身が自分で考え、後悔しない選択をすること。人生は、その利用者さんが主人公であり、人生の最期もまた、主人公であるべきだと思います。そのためには、自分で決める自由があることが大前提です。また、見送くる側のご家族も、本人が望むような選択をかなえてあげられたという納得感が、後で後悔しない看取りにつながっていくと思います。利用者さん自身が、自分の意思や選択が実現できるように支援することが、訪問看護ステーションのあの、看取りにおける使命だと考えています。
訪問看護ステーションのあは、利用者さんにとって「やりたいこと」。「楽なこと」。「後悔しないこと」を、全面的にサポートいたします。
お家で過ごすよろこび
「のあ」は、あなたらしい生き方を最期まで全力でサポートします。
戦後、30年代まで、日本では自宅で看取ることが当たり前でした。実に8割の人たちが自宅でなくなり、病院で亡くなる方は、1割を切っていました。しかし、40年代にはいるとその割合が半々になり、今では病院でなくなる方が8割を超え、人類の歴史の中で初めて、病院で死ぬことが主流になるという現象が起きてきています。そのため、家族を自宅で看取るという経験がなくなり、自宅で看取りたいと思っても、家族は不安を抱え、結局、入院ということになり、自宅で看取るという選択ができなくなっています。
そして、入院させることによって、本人が望まない点滴や胃ろうでの栄養補給をすることによって身体に負担がかかり、苦しいままに、最期を迎えるということになることがお家で過ごす。最期は住み慣れた家で、楽しくきままに過ごし、その人らしい生き方を全うすること。在宅医療は、そのようなことを可能にし、ご本人と家族を支え、見守ります。
安心して、最期までお家で過ごし、後悔の無い人生を全うしてください。私たちは、あなたらしい生き方を支え、あなたのそばに寄り添います。
看取り看護とグリーフケア
グリーフケアは最期の看取りの場面だけが大切なのではなく、日々の看護、利用者さん、そして家族との関りがグリーフケアへと繋がり、残された家族が歩む人生の支えとなります。
臨終時のグリーフケア
看護師は、家族が満足するような死後の処理を行うと共に、家族の気持ちに寄り添い、その後の家族の精神的支えとなるように心掛けます。
看取り後のグリーフケア
①社会活動の再開状況の把握
家族が余暇の楽しみや他の人との交流に目を向け、社会活堂を再開しているかを把握する。
②家族の看取りの経験の共有と支持
故人の看取りの経験を家族と共有した看護師が、家族のありのままの思いを聴き、家族のこれからの生活へのポジティブな感情を支持する。
③生活の再構築のための心理社会的側面の支援
- 死別によって生じた家族の生活上の問題の助言し、生活の再構築に向けた支援を行う。
- 困った時には抱え込まず、周囲に助けを求めることが大切であることを伝える。
- 利用できる支援先(支援グループ、専門職など)を紹介する。
これからの時代、ますます高齢化が進み、核家族となった中での多死社会が訪れます。独居のお一人様が増える中で、介護や死別の経験を分かち合い、地域の人たちとの絆を深め、悲嘆を乗り越えていける地域社会をつくることが、訪問看護師のこれからの重要な役割だと感じます。「のあ」は、その方向を目指し,地域社会の「グリーフケアシステム」に取り組みます。
終活の相談窓口
~大切な方の未来を考えるために~
終活って何なんだろう?
終活がブームになっていますが、実際、「終活って何なの?」とか、「終活しようとおもうけど、何から始めればいいのだろう」という、あなたの疑問にお答えします。
終活といっても、その内容は様々です。
エンディングノートの書き方、お葬式やお墓、老後破産しないための資金づくり、相続、年金、保険、生前整理、親の介護、認知症の備えも必要となります。
終活において、次の5つの側面から考えていきます。
- 自分の人生を考えるための終活
- いざという時のための終活
- 家族に迷惑をかけないための終活
- 親のことを考える終活
- 将来に備えるための終活
あなたらしく生きるためのサポートとして、どうすればいいのか、一緒に考えましょう。
「のあ」は、そのようなあなたの人生を悔いなく生きるために、終活のサポートを致します。
何でもご相談ください。
のあの終活カウンセラーが、お答えします。
問い合わせ:info@chiyoda-line.heteml.net