三上 なおみ

管理者の三上なおみです。小学校２年生の作文で『わたしは、かんごくさんになりたいです。』と書いていました。
先生からかんごくの“く”を“ふ”に全部直され、その時、初めて『かんごふさんなんだ！』と知りました。
私一人が家族の中で病気知らず。父も母も弟も代わる代わる入院し、私と祖母はいつも自転車に乗って病院通いでした。
その時にいつも笑顔で私の頭をなぜてくれたのが、看護婦さんでした。小学６年生の時、父が入院し、弟が小さく、母が付き添えないため、 私が病院のベットの横に畳を敷いて寝泊まり、一応父の介護の役割でしたが。。。朝は看護婦さんの『おはよう』の声で起こしていただき、 父の尿瓶に溜まった尿を捨て、学校に出掛けていました。
その時に見ていた看護婦さんの白衣と白い靴、いつも優しい笑顔が、私の憧れになりました。
そのまま看護師になり、病院勤務を経て、一時は主婦業や営業職、他にもさまざまな職業を体験し、最終的には『やっぱり看護師がしたい』と再びの強い思いが湧き上がり、今に至っています。
その中で、訪問看護は私の思いや、私の傾向にぴったりです。利用者様一人に時間を割いて差し上げられる。
家庭の中でのその人らしさを尊重し、寄り添い、耳を、心を傾け、渾身込めて対応させて頂ける。心が通う瞬間はほんとうに幸せです。私自身の人間力を培いながら、日々励んでいきたいと思っています。